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オレゴン州でワイナリーを立ち上げた、日本人女性醸造家が紹介するオンライン・アカデミーの体験談の紹介です。
既にこのプログラムは終了しています。
今後は【7月3日】栽培管理、【9月26日】収穫シーズンの作業が予定されています
【オンライン・アカデミー】日本人醸造家が手掛けるワイナリーShiba Wichern Cellarsに密着
私がオンラインのワイン講座及びツアーを探しているときに出会ったのがこのプログラムです。
直前でしたが、運よく3月14日のオンライン・アカデミーに参加することが出来ました。
その時のサイト案内文は以下の通りです。
■Shiba Wichern Cellarsを設立した日本人女性醸造家、芝明子さんに聞くオレゴン州のワイン
■季節ごとに違うワイン造りの現場を生中継
■ご自宅やお好きな場所から参加可能なオンライン講座
■ご紹介するワイナリーはシバ・ウィシャーン・セラーズ(Shiba Wichern Cellars)はドイツでワイン造りを学んだ芝明子さんが、ご主人のクリスさんと2013年に立ち上げたワイナリー。
ワイナリーがあるオレゴン州のウィラメットバレーは、アメリカの西海岸カリフォルニアの北に位置し、ブドウの栽培に適した、冷涼・高湿の気候が特徴で、ピノ・ノワールの名産地として世界的にその名が知られています。
では前置きはこのぐらいにして、3/14のオンライン・アカデミーの特徴と内容をシェアしていきましょう。
テーマは【ぶどう畑からお届けします!剪定作業の様子、ウィラメットバレーのぶどう畑の1年について解説していきます】です。
その他のオンライン・アカデミーは以下のリンクからどうぞ オンライン・アカデミー
●ぶどう畑からのオンライン・アカデミーツアー3つの特徴
1.ワイン造りに参加していると錯覚するようなリアル感とライブ感
3/14のスケジュール
ツアー開始は日本時間の午前10時、オレゴン州と日本の時差は16時間あり、現地時間は夕方の6時です。
開始10分前に指定されたURLへログインすると、ツアーガイドキャリア 9年のレッドさんが、日本語で案内をしてくれます。
まずオレゴンのウィラメットバレーの位置を地図で確認して、
オレゴンのワインに関するクイズなどを交えながら、日本人女性醸造家の明子さんへ繋いでいきます。
ぶどう畑からは、明子さんよりライブ中継で、畑のことワインのことなどの紹介があります。
ここでは動画コンテンツのようなプロのカメラワークではない、リアル感があります。
また自分たちの目線で紹介してくれてるライブ感もあります。
2.オレゴンのワイン、自然と人を身近に感じられる
オレゴンのぶどう畑のこと
明子さんからは畑の区画のことや栽培しているブドウ品種の説明があります。主に栽培しているのは赤とロゼ用のピノノワールと、白用のオーセロワです。
自分たちの区画以外に、よその区画も見せてくれます。それぞれの区画の区別は、リボンによる色分けが目印です
参加した3月14日はちょうどサマータイムと切り替わる日で、ライブ中継が終わるころには、山脈に沈む夕日が見れました。
ツアーガイドのレッドさん
また、日本在住8年の経験があるレッドさんが、流ちょうな日本語でアキコさんの説明の補足を画像を使って説明してくれます。
3.季節ごとにワイン造りを肌で感じられ、知識が取得できるアカデミー
ブドウ畑は別途オーナーがいて、そこを複数のブドウ栽培家やワイナリーが借りているのがアメリカでは一般的とのこと。
明子さんのようにブドウ栽培とワイン造りの両方を行っている方は、オレゴンにはほとんどいないそうです。
また、オレゴンの殆どの畑はピノノワール、シャルドネとピノグリであるが、明子さんのところでは、フランスのアルザスなどで見られるオーセロワという白ブドウ品種も栽培しています。
今回の話の中でカリフォルニアの山火事についてもお話されて、距離は離れているのですが、山火事の空気がカリフォルニアから流れてきていて、収穫時に少なからず影響を受けたそうです。
これはアメリカ西海岸だけの問題ではなく、カナダまでも影響があるようです。
●今後のスケジュール
・3/14剪定作業(終了)
枝の剪定は全てはさみによる手作業で、1本の木の枝を2本だけ残し、余分な枝を剪定していきます。実際の作業は明子さんが中心で、夫のクリスさんが手伝うかたち。
1本のブドウの木に対して作業時間は2~3分かかり、1列の区画にブドウの木が約200本程度あるので、1列を作業するのに丸1日かかる。
また、その列が10以上あり、雨の日は作業をしないので、ここも含め複数の畑の作業は全部で数週間以上かかるとのこと。
・5/15芽かき+明子さんのワイン造りについて
剪定をした時にイメージした樹形を造るため新しく出た枝を間引いていく作業となります。
【オンライン・アカデミー】日本人醸造家が手掛けるワイナリーShiba Wichern Cellarsに密着
●5月以降の予定
オンラインでどのタイミングで開催するかわかりませんが、昨年の状況から考えると、今後のワイン造りは、以下のような予定になると思われます。
その後、7月と9月のスケジュールが決定したそうなので、以下に詳細とリンクを貼っておきます。
・栽培管理7月
【7月3日】キャノピーマネージメント+ワイン造りについて
キャノピーマネジメントとはぶどう畑の栽培管理のことです。
・果実の間引き
畑のブドウの木が新しいので実が沢山出来る。そこで養分を凝縮させるため、ブドウの房の5分の2位を間引きする作業を行う予定です
・収穫作業9月
【9月26日】収穫シーズンの作業+ワイナリーの風景
収穫の多くは友達、隣人などコミュニティやお客さんなどのボランティアが行うそうで、オレゴンでは非常に珍しいそうです。殆どの畑では人を雇って収穫するそうです。
・ワイン醸造工程
こちらは設備を借りて搾汁やブドウの発酵を行います。収穫から約1年以上先でボトリングをします。
・ボトリング
生産量が多い所は自動化された機械を使うようですが、アキコさんのところでは、ほぼ手作業でボトリングを行います。
●Shiba Wichern Cellarsについて
手掛けるワインはオレゴンピノノワールの赤ワイン4種類、ロゼワイン1種類、オレゴンオーセロワの白ワイン2種類です。
全てノンフィルターで無調整です。日本でも一部の店舗で購入できますし、直接メールを送れば手配も可能だそうです。。
サイトURLはhttp://www.shibawicherncellars.com/
●ヴァーチャルからリアルへ
渡航の自由が復活すれば、バーチャルでなく、実際にリアルで訪問したいですね。
もしかしたら秋の収穫やワイン醸造に間に合うかも?
その時の為に、オレゴンへの行き方を色々なサイトで調べながら、スケジュールだけでも計画を立てたいですね。その時はリアルツアーに申込しましょう
参考までに、このワイナリーのリアルツアー(日本語対応)はコチラからどうぞ